DSとPSP

今日も任天堂商談会に行った。今日はプレゼンVTRからじっくりと見た。昨日もさんざんDSを褒めちぎりPSPをこきおろしたけど、やっぱDSいい。PSPより全然いい気がする。PSPの詳細は特に何も知らんねんけど。DSのコンセプトが分かりやすくて良い。「エンターテインメントの本質は、新しい驚きや感動を、分かりやすく、より多くの人に与えること」であり、DSは「誰もが同じスタートラインに立って楽しめる」インターフェイスなんだ！！的なことを穏やかに、且つ力強くアピってた。イイネ！PSPはいまいちコンセプトがつかめない（プレスリリースを読んだところで、スペックの情報ばかりでコンセプトが伝わってこない）。というよりも、DSはPSPとは対極の方向を目指してる気がする。PSPはなんかよくわからんけどすごいんやなあという感じ。DSは、今日の説明では「ゲームが難しいものになってるから誰でも簡単に楽しめるようにして、且つ従来のゲームユーザーをも納得させる仕様にした」的なことを言ってた（気がする）ので、私のようなドラクエとときメモしかできないような人間にはDSがいいに決まってるのさ。
私は数学が苦手で、中学生の頃から成績は右肩下がり、定期テストで17点を取ったこともあった。補習とか受けてる時に思ったのは、「できる人ってできない人の気持ちが分からないからいやだ」ということ。同じことがいろんな場面に言えて、ビデオゲームにも言えると思う。ゲームする人ってしない人とか操作が苦手な人の気持ちが分からない。もちろん逆も言えて、私はお金を出してゲームソフトを買ったり徹夜でゲームしたりする人の気持ち（というか神経）が分からない。PSPもDSも「新しいエンターテインメント」を提供するという点では同じでも、PSPは「できる人／ゲーマー向け」で、DSはどちらかと言うと「できない人／非ゲーマー向け」なんだろうなあと思う。非ゲーマー且つアナログな私からすると、PSPにはなんか「見放された」感がするのさ。そもそもPSPはアナログ人間をはなから相手にしていない気すらする。あれだけのスペックを活用できるわけがない。
まあなんだかんだ言ったってPSPも売れると思うけど。私はいらないなあ