昨日は事業部の忘年会だった。私は当然幹事なのでお店の手配とかいろいろやったのだけれど、まあ思ってた以上に盛り上がったのでよかった。勝手に「プレゼント交換しましょう」と提案してわざわざ前もって買わせておいた。提案当時はけっこうな勢いでひんしゅくを買っていたにも関わらず、ありえないぐらい盛り上がった。わーい。2次会はカラオケに行った。前もってアニソンを1曲練習しておいたのだけれど、けっこうその選曲がマニアックでよかったらしい。私は何のアニメの曲かもあまり理解していないまま熱唱しておりました☆
解散したあと、取締役と経理のIさんと3人で飲みに行った。かなりうざいが憎めないマスターと、西成にいそうな服装なのにすごい穏やかに笑うママがいるバー。雰囲気はとても良い。このお店での会話すべてが私の胸を熱くした。Iさんは28歳の女性なのだけれど、経理スペシャリストで、あらゆる会社の経理を経験してうちの会社に辿り着いたらしい。でも最近会社の方針に納得いかないらしく、取締役にいろいろ話をしていた。社長のことを「あのハゲ」呼ばわりしていた。私には上のほうの難しい話はよく分からないが、全部納得できた。取締役は「じゃあどうすれば納得がいくのかを言ってくれれば俺が変える」と頼もしすぎる約束をしていた。さらに取締役は、春に起きた全品回収の責任を取って減俸となり、さらに担当事業部が年初計画数値を達成できない可能性が高いにも関わらず、「今年一番反省してるのは、配属当初にちゃんとお前の面倒をみてやれなかったことだ」と言ってくれた。確かに私は6月に「会社行きたくない病」及び「自律神経失調症」を発症し、1週間ぐらいあまりまともに出社していなかった時期があった。取締役はそれは自分の責任だとおっしゃっていた。「俺ほどの人間が、なんでいちばん弱い人間のいちばん辛い時に面倒を見てやれなかったんだ」と取締役は嘆いていた。私は泣いた。感動した。取締役は笑っていた。でも顔は真剣だった。でもその5分後ぐらいに取締役はIさんに「一発やらせろ」的なことを言っていた。
会社には、こんな素敵な人たちがいるんだ。まだ辞められない。

でも辞めたいけどね。